10月8日にCitrix Cloud Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のSummitでは、Citrixの今後のクラウドへの取り組みをご紹介しました。

今回のブログではCitrix Cloud Summitでも語られた、お客様が自信を持って、独自のクラウド戦略を追求することを可能にするために、Citrixは何を支援できるのかについてご紹介します。

ここ半年でクラウドやテレワークへの移行が急速に進んでいます。そんな中、多くのIT担当者が、使用している端末やネットワークの可視性、エンドユーザーの体験を把握できないことが多く、予測不可能な環境への対応を迫られてきました。高まるニーズに応じて、クラウドのリソースを調整しながら、コストを最適化することに時間を費やしていると思います。

オンプレミスでもクラウドであっても、お客様のCitrix環境を理解し、ユーザーエクスペリエンスやトレンドをしっかりと可視化することで、意思決定を手助けし、インフラストラクチャ管理の自動化やコスト削減を可能にする、Citrixのツールをご紹介します。

Citrix Analytics

Citrix Analyticsは2つの分野でCitrixインフラストラクチャの自動化と最適化に役立ちます。

Citrix Analytics for Performanceは、ユーザー体験に問題が生じているユーザーやグループを特定することができます。ユーザーエクスペリエンススコアは、ユーザーレベルでパフォーマンス品質を示すことができます。さまざまなデータをドリルダウンし、問題の根本的な原因を特定できるだけでなく、ユーザーベース全体に問題が発生する前に、Citrix Analyticsで緩和措置を推奨することもできます。機械学習を活用して、Citrix Analytics for Performanceでインフラストラクチャのパターンを特定することができ、管理者は通知を受けて環境に異常が現れ始めたことを正確に把握することができます。

これまで以上に多くの社員がテレワークをしている中、管理者にユーザーのパフォーマンスが可視化されることで、最もパフォーマンスが必要とされるときに、常時高いエンドユーザー体験を提供することができます。そして、Citrix Analytics for Performanceのもう1つ優れた点は、クラウドとオンプレミス両方で活用できることです。クラウド環境とオンプレミス環境の両方で利用でき、移行作業もサポートします。

Citrix Analytics for Securityは、このデータを利用して、各ユーザーのリスクスコアを生成します。個々のユーザーに異常な行動はないか、短期間に多くのダウンロードが行われていないか、心当たりのない地域から、アクセスはないかなど、Citrix Analytics for Securityを使用すると、トラブルが発生する前に、リアルタイムで環境を保護することができます。

Autoscale

Citrix Analyticsが、優れたユーザーエクスペリエンスを提供し、環境のセキュリティを維持するために必要な洞察を提供するのに対し、Citrix CloudのAutoscaleは、あらゆるインフラプラットフォームを使用していても、単一のユーザーインターフェースからCitrixのフットプリントを簡単に管理することができます。また、Citrixは、端末の電源とその可用性を管理する方法もより柔軟になります。…

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