このCitrix本社製品担当のEric KennyのCitrix Partner Grows ShareFile Business with Custom Solutionの日本語訳を加筆修正したものになります。

ドイツに本拠地を置く、シトリックスの長年にわたるパートナーであるSchuster & WaltherのBernd Dausch氏と彼の同僚は、法律分野の多くの顧客が共通のビジネスの課題に直面していることに気づきました。

「ファイル共有の方法が非効率的だったのです」と、Dausch氏は語りました。「ファイルを安全に保管する必要があるため、顧客はファイルをブリーフケースに入れて、クライアントや裁判所に車で運び、ファイルを渡して、オフィスに帰る必要がありました。このプロセスには何時間もかかる場合がありました」

顧客は機密性の高い法律関係の書類を扱っているため、顧客の多くはファイルをクラウドに移行することをためらっていました。また、ファイルをクラウドに移行するには、顧客から追加の同意を得る必要があり、これによりSchuster & Waltherと顧客の両方にとって作業の複雑さが増します。

顧客にとって考えられる最善のソリューションを見つけるための努力を続ける中で、Schuster & Waltherではさまざまなファイル同期および共有ソリューションを研究しました。既知のクラウドベースのファイル共有ツールについても、それがクライアントに最適であるかどうかを把握するためにテストしました。

「あるソリューションは個人的な使用には問題ありませんでしたが、弊社の顧客が直面しているビジネスの課題は解決されませんでした」と、彼は説明しています。

代わりに、同社ではCitrix ShareFileに救いを求めて、ソリューションを編み出したのです。

Schuster & Waltherはすぐに、データストレージの柔軟性が顧客にとって重要な価値を創造する基になることを認識しました。データをオンプレミスまたはクラウドに格納するオプションによって、顧客の条件どおりにデータを格納することができました。

ShareFile APIを使用して、Schuster & Waltherは法律事務所向けのカスタムソリューションを構築しました。同社独自のツールによって顧客はShareFileで紙の書類をスキャンすることができます。ShareFileは、自動的に文書をそのアカウントの適切なフォルダに移動します。

ただし、これで終わりではありません。Schuster & Waltherは、ShareFileのワークフローを活用して、文書を読み取り、自動的に処理します。この使用事例では、顧客への請求書をデジタル化することです。このワークフローでは、手動だった手順を自動化することで、時間を短縮し、人為的なミスを削減します。…


  

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